Amicus日本法人について

社員インタビュー

アミカスで働く社員の声: 私たちは…チームに貢献するひとりひとりの力を信じます

N.G さんのサムネイル写真
社員インタビュー
Have fun!
楽しむことがワークライフ・バランスの秘訣
患者支援・広報ディレクター
N.G さん
アミカス社に入社する以前の経歴と入社のきっかけを教えてください。

私は⾧年にわたり、難病・稀少疾患領域に関わってきました。以前勤めていた会社では、社員5 名のスタートアップから、20 年の間に複数の世界初となる治療薬を日本の患者さんに届けるという貴重な経験をしました。その後、フリーランスのコンサルタントとなってもこの領域に携わってきました。当社が日本で事業に参入する準備段階から関わることが出来たのはまさに「ご縁」でした。

難病・稀少疾患領域に関わるきっかけは、前述の会社の面接の際に目にした海外の女の子の写真でした。レオタード姿で活き活きとダンスしている姿が印象的で、聞いてみると「ゴーシェ病という難病で、以前は起き上がるにも難儀していた子が、治療でこんなに元気になったんです。」と言われ、治療前の写真も見せてもらいました。一つの薬がこんなにも素敵な笑顔を生み出すという衝撃が、難病・稀少疾患領域をライフワークにしたいと思った始まりでした。

仕事をするうえでのモチベーションは何でしょうか。

スタートアップの企業では、完璧なスタートはあり得ないことをよく理解しています。そこからつくりあげていくプロセスにこそ、やりがいがあるのです。「自分ができること」と、「会社が必要としていること」を考え、柔軟に行動することが求められます。お陰で幅広い経験をさせてもらい、コンサルとなった際に役立ちました。大変な事も多いですが、会社の仲間と困難を乗り越えて一緒に成⾧していくことに喜びを感じます。何よりも⾧年にわたりライソゾーム病の患者さんとご家族を取り巻く環境が少しずつ良くなっていく時間を共に歩んできたことが大きな励みとなっています。

N.G さんの通話のやりとりの写真
当社の理念である「患者中心」を実現するために、日々、どう行動していますか。

映画「小さな命が呼ぶとき」で紹介されたように、ポンぺ病のお子さんのために奔走したジョン・F・クラウリー氏のもとには、その行動力に共感する社員が集まり、「患者中心」の考えは自然に根付いています。ただ、それを具体化するには Catalyst(触媒)の存在が必要です。そういう意味で私の最も重要な役割は、患者会等を通じて得られる患者さんとご家族の「声」を社内外に届けることです。今では多くの製薬企業が「患者中心の医療」を考える時代になりましたが、社員ひとりひとりが患者さんとご家族の真のニーズを理解して、何ができるのかを考え、それぞれの仕事に活かしていくことが重要だと思っています。

当社には私以外にも欧米を拠点とするペイシャント アドボカシー(患者支援)のメンバーがいますが、様々なプロジェクトやミーティングに参加し、患者さんとご家族の「声」を事業に反映して、より良いものにする手助けをしています。社名の由来となったラテン語の「amicus(友という意味)」のような存在として、患者さんやご家族の思いに寄り添いながら、日々、この仕事に邁進しています。

ワークライフ・バランスは、どうとったら良いのでしょう?

当社の経営信条(Belief Statement) の1つに「Work-life balance keeps us healthy」という信条があります。私のお気に入りは「We have fun」です。良いアイデアは楽しい気分の時に浮かんできます。時間に縛られながら無理矢理バランスをとろうとするのではなく、仕事もプライベートも楽しもうと思っていると自ずとバランスが保てるのだと思います。色々な経験を重ねて、ようやく、「We work hard」と「We have fun」のセルフ マネジメントこそが大切であると、そう思えるようになりました。

※元アミカス・セラピューティクス インク会⾧兼CEO・現職はバイオテクノロジー イノベーション協会(BIO)プレジデント兼CEO
※2024年4月更新
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