Amicus日本法人について

社員インタビュー

アミカスで働く社員の声: 私たちは…チームに貢献するひとりひとりの力を信じます

T.N さんのサムネイル写真
社員インタビュー
安心して生活できる未来へ
家族のような責任感がモチベーション
Key Account Manager
T.N さん
アミカス社に入社する以前の経歴と入社のきっかけを教えてください。

卒後、大手企業のプライマリ領域を経て当社とは別の希少疾患に特化したバイオベンチャーに入社しました。希少疾患の知識といえば病名程度で、実際に患者さんがどういう生活を送っているのか、どんな治療を受け、日本の公的支援制度はどう機能しているのかなど具体的な姿はまるで知らずに飛び込んだ領域でした。ここで自分の仕事が患者さんとご家族の人生に直接、影響するのを実感し「もっと貢献できる領域はないのか」と模索し始めた折り、アミカス社とジョン・F・クラウリーCEOのストーリーに出会いました。感銘を受けると同時に、自分が社会人として、人間的に成長するためにも、ここで働きたいと強く感じたのを覚えています。

当社の理念である「Patient Centricity」を実現するために、日々、どう行動していますか。

私たちはファブリー病治療の選択肢となる薬を提供していますが、治療選択の主体は常に患者さんです。そして選択の結果を負うのも常に患者さんなのです。私たちは本当の意味で当事者にはなれません。だからこそ、疾患が患者さんの人生や生活にもたらす影響をもっと学んで、患者さんの人生に光が差すように願い、謙虚に努力する姿勢が大切なのだと思います。

患者さんの中に、ファブリー病の母子がいらしてそのお母さんが「将来、子どもが服用するかもしれないから」と、まずご自身で効果を試したいと当社の薬の服用を決めたそうです。親は本当に強いです。お子さんが治療を始めるまでに新しい革新的な治療法が誕生しているかもしれませんが、少なくとも今は、患者さんのQOLを上げ、「より良い未来」へ橋渡しをする責任が当社にもあるのだと感じさせられたエピソードでした。難病を患う患者さんにとって何が希望になるかを常に考え、もっと自由に、もっと安心して未来へのビジョンを描く手助けをしたい──もう、ほとんど「家族」の気持ちかもしれません。

T.N さんの通話のやりとりの写真
仕事をするうえでのモチベーションは何でしょうか。

ファブリー病の治療はまだまだ発展途上の段階であり、今後、患者さんとご家族、医療従事者のコンセンサスを得ながら、エビデンスに基づいた治療体系を確立していく必要があります。日々患者さんを診ておられる先生方のご意見を伺い、もっと良い医療を提供したいという思いに応えていきたいですね。医療は「完治」を目指し、より良いものを次々に模索しながら、最終的に患者さんの満足と安心を創りあげる世界です。大げさかもしれませんが自分自身もその世界を支える柱になって、患者さんを支えていきたい、それが今のモチベーションです。

ワークライフ・バランスはとれていますか。

当社は患者さんと同じように社員も大切にしてくれる会社です。少数精鋭の会社なのでひとりひとりの責任範囲や担当エリアはかなり広いのですが、上司から必要以上に管理されることがないですし、自己裁量で物事を進められる機会が多いので、かえって一般企業よりもワークライフ・バランスに悩むことは少ないかもしれません。私の場合、仕事のスケジュールを家庭内でも共有し、子どもの運動会など家族と過ごす時間を考慮して働き方をマネジメントできる自由度があります。時には幼稚園へ送って行くこともでき、家族からの評価もとても良好です。

※2020年12月時点での情報です。
NP-NN-JP-00031120